（準備編1）今年のシルバーウィークは5連休

我が家の子どもも、もう5年生。
いつまで親と一緒に旅行してくれるのか、だんだん不安になってきました。

最近は土日に子どもを遊びに誘っても、「友達と遊ぶ約束をしているから」って断られることが多くなったし。
親より、友達を選ぶ年代に突入したみたいです。
お母さんとしては、寂しいよ～。

そんな中、今年のシルバーウィークは5連休。
せっかくなので、家族でどこかへ旅行に行こうと計画を立て始めました。

わたし　→　日本海側へ行ってみたい。
同行者　→　車を運転するのは、どれだけでも苦にならないから、車で旅行したい。
わたし　→　車だとフェリーでどこか行くのもいいよね。

って感じで、鳥取・島根へ車で行き、神戸からフェリーで大分まで帰ってくる3泊4日の旅行を考えていたのですが…
ですが、何をとち狂ったのか、いきなりまたも船旅をすることになりました。

クラウンプリンセスに落ち着くまでは、上海からのクァンタムにするか迷ったり、やはりフェリーで名古屋まで行こうかとか悩んだりしましたが、再来年かその次くらいにフロリダからのカリブ海クルーズを考えているため、お試しで少しアメリカに行ってみようということでこのクルーズにしました。

少しずつ慣れて行かないとね。
カリブ海クルーズについては、まだ確定ではないです。
何故かというと、子どもが中学受験に受かったら。としているので。

我が子ながら、うちの子は勉強嫌いで、やっと最近一日30分くらいは勉強するようになってきたかな。
今年から塾も行っているのですが、最初のテストの偏差値、30代でびっくりしました。
でも塾のおかげで勉強も好きになってきてるみたい（でもまだ一日30分です）
わたしも、勉強しなさい。ってあまり言いたくなくて…
自分が小学生の頃、宿題はしない子だったので。

…というわけで、いきなり北米へ行ってくることになりました。
子どもも1日学校休んで、一緒に行きます。


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帰ってきました！

あー疲れた。
20日の夕方、福岡空港を出発し、昨日の夜戻ってきました。
今日から、わたしと同行者は仕事、子どもは学校です。

これから１週間くらい仕事が忙しいので、来月からゆっくり乗船記を書きますが、感想だけ書いておきます。



〇日本語対応

アラスカクルーズの後だったからか、クラウンプリンセスのクルーで日本語ができる人がけっこういて、クルーからは日本語で何回も話しかけられました。
「どこからきたの？長崎？」
って聞かれたことも。
どうして、長崎？って思いましたが、きっと長崎に寄港したことがあるんでしょうね。
出発前にクルーズパーソナイザー画面で、ダイニングと船内新聞の日本語対応をお願いしていましたが、船内新聞は日本語対応してませんでした。
フロントに聞きに行ったら、今回はないって。
日本人のスタッフが乗船していないから、しょうがないのか。

でもメインダイニングとサバティーニでは、ちゃんと日本語のメニューが準備されていました。
（子どもがいると、英語メニューじゃ選べないのです。子供だけじゃなくわたし達も英語メニューはさっぱりですが…）

エアは大韓航空でした。（安いし、福岡からだと仁川経由で、ものすごく接続がいいんですよね。行きは１時間、帰りは４５分で接続便がでました）
ロシアに領空侵犯して撃墜されたらどうしようと心配していましたが、別になんてことはなく、仁川－バンクーバー間、ロサンゼルス－仁川間も日本語で対応してもらえました。
（もちろん、普通のエコノミーです）
日本語ができる人が何人か乗っていて、わたし達のとこはその人がしてくれたんだと思います。

「背もたれを戻してください」
「のりつぎですか？」
など、日本語で話してもらえて助かりました。

アメリカの税関とかでも日本語であいさつしてもらえたし、日本人って愛されてるかも。

…というように、中学から大学までの英語の授業で培った英語くらいでも、どうにか問題なく行って帰ってこれました。
でも子どもは、他の乗客に話しかけられて答えられなかったことがショックらしく、英会話教室に行こうかと言い出しました。
塾と英会話教室と、どちらが将来のためになるのかなあ。


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（準備編2）時差と日付変更線に注意

今回の旅は、
福岡空港ー仁川経由ーバンクーバー～クラウンプリンセス3泊4日～ロサンゼルスー仁川経由ー福岡空港
となっています。

まずシルバーウィークにちょうどぴったりなクルーズがあったので、クルーズと航空券の手配をＩＡＣＥトラベルさんにお願いしたのですが、自分で航空券を取らなくて本当によかったと、あとで思い知りました。



何故かというと、「時差」なんです。
日本からカナダの時差は、17時間。
わたしのイメージでは、東に行くので時計は進むもの。
だから、カナダでは一日進むイメージだったのです。

ここで問題となるのが、「日付変更線」。
これを日本から超えると、一日戻るんですね…

このため、夕方福岡空港を出発したのに、その同じ日の正午にバンクーバーに着くというわけわかんないことになりました。
（出発した時間より早く到着する…変な感じです）

みなさんも、時差と日付変更線にはご注意を！
（自分でエアを取っていたら、確実に前の日の便を取っていたと思います。）


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（準備編3）ESTA代行サービスに注意

今回の旅では、カナダとアメリカに行きます。
（カナダでは船に乗るだけ、アメリカでは船から降りるだけなんですが…）

カナダは、観光目的の入国はビザ不要。
アメリカにもビザ免除プログラムというものがあり、ESTAを申請するらしいです。

…というわけで、申請してみることにしました。
インターネットで行うようなので、検索サイトから「ESTA　申請」と入力し、一番上に表示されたサイトに行ってみると、どうも申請サイトのようなので、そのまま申請してみることに。

ESTAは日本語での案内があると聞いていたので、何も疑わず入力していったのですが、最後まで入力しても手数料の金額がでてこないんです。
カード番号も入れて支払い処理しても、請求金額も表示されない…
ここで、パニックになりました…

えっ、わたし、なんか変なサイトにアクセスしてしまったんじゃ…
一応、入力画面を保存して、最初の画面に戻ってみると、そこから別の画面に進んだところに小さく手数料が表示されていました。6,750円って。
14ドルのはずなのに、間違って代行サイトで申請してしまったため、6,750円も支払うことになってしまいました。

がっかりしたけれど、今申請したのはわたしの分だけ。
子どもの分と同行者の分はまだだったので、次は注意深くちゃんとしたESTAサイトで入力しました。
高い勉強料だったなあ…
おかげで、ESTAの承認通知は二人分だけしかないのです。
わたしの分はメールで番号だけ通知されました。
（7,000円近く払ったのに…）



ESTA申請の際は、よく似た代行サイトにご注意ください。

注）代行サイトでは、氏名や住所、生年月日さえ入力すれば、代行でESTAを取得してくれました。自分で申請すると、親の名前とか渡航先の住所とか電話番号とか、面倒くさい入力がいっぱいあります。この面倒な部分を代行するから、お金がかかるんですよね…
自分で申請するか、代行を利用するか、旅行会社に頼むかは、そういう作業を苦と思うかどうかで判断するといいかも。
本当の申請の際も、英語力はそれほど必要ではなかったです。


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（準備編4）3泊5日の旅行の荷物

今回の旅行は、3泊4日のクルーズ+飛行機での移動なので、荷物についてはかなり悩みました。
元々船旅のいいところって、とりあえず使いそうな荷物は全部持って行って、使わなければそのまま持って帰ればいいや。というところだと思っていたので。

しかし！
日本発着と違って、荷物を宅急便で送れないため、持って行く荷物を吟味することに…
・今回はきっと運動はしないだろうから、運動靴やスポーツウェアは持って行かない。
・夕食は全てカジュアルだから、夕食用のスカートやズボンは1着だけ。
・パジャマは、普段着にもできそうなもの。

って感じで、徹底的に荷物を減らしました。
おかげで、3泊4日、3人なのに、毎年行く飛鳥Ⅱ（2泊3日、2人）の荷物の半分くらいになりました。

さて、持って行くものを書きだして見ます。
・水着（3人分）と浮き輪（子ども用）
・プール用に、サンダルもしくはデッキシューズ（3人分）　←　これが一番かさばりました！
・下着（3人分×3日分）
・パジャマ用に、リラックスウェア（3人分×2日）
・夕食用の服（3人分）
・昼間用の服（3人分）
・わたしの夕食用の靴

って感じで、スーツケース一つになりました。
これに、ほとんど何も入っていないキャリーケースを持って行きます。
飛行機に手荷物として持ち込むものは、この中に。

次回、旅に出発します！


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（乗船前1）飛行機に乗れないかと…

今日は八代港にクァンタム・オブ・ザ・シーズが入港するので、まずクァンタムを見てから旅行に出発です。



いい天気の中、クァンタムはきれいでした。

今回、福岡空港から飛行機に乗るのですが、空港までは車で行きます。
ネットで調べると、福岡空港の駐車場はどんなに混んでいても入れないことはない。とのことだったので、あまり心配せずに行きました。

…ところが、福岡空港国際線ターミナルの駐車場前には長蛇の列が！
しかもほぼ動かないし、前の車も後ろの車も、携帯で近くの駐車場を探してるっぽい。
もしかして、飛行機に乗れないのではないかと、本当に心配しました。



1時間以上、待ったでしょうか。
待ったかいがあって、無事駐車場へ入ることができました。
ちなみに、前の車とか後ろの車など、待ちきれなくて他の駐車場を探しに行った車がありましたが、電話で確認したところ、この近辺だけでなく博多駅近くまでの駐車場は全部満車だったので、どこまで駐車しにいったんだろう？

わたしは探しに行きたかったのですが、同行者が待つと決めていたので、一緒に待ちました。
結局同行者が正解だったというわけ。

ネットの話も、待てば入れるってことだったのでしょうね。
ちなみに、福岡空港の駐車場の中は、通路まで駐車していました。
できるだけ駐車させようという、心配りなのかな？



係員さんに「もう飛行機に乗れないかもしれないと覚悟しました」と言ったら、笑って「いってらっしゃい」と手を振ってもらいました。
連休時は、いつもこんな感じなのかしら？

でも次からは、絶対空港そばの駐車場を予約してでかけることにします。
熊本空港を利用する時は、いつも予約するのですが、今回はネットを信じすぎちゃったみたい。
はぁ、それにしても飛行機に乗れてよかった…


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（乗船前2）初めての大韓航空

今回の旅行、往復の飛行機は大韓航空です。
大韓航空と言えば、ナッツ・リターン事件とロシアの領空侵犯撃墜事件が有名ですよね。
おかげで、わたしはいいイメージを持っていませんでした。



さて、まず福岡から仁川（インチョン）へ向かいます。
ボーイング737-800.
ちょっと狭い感じ。



大韓航空は水色の機体。
1時間半で着くのですが、シートベルトサインがすぐに消えて軽食がでました。



味ごのみとおにぎりのセット。
おにぎりは「牛カルビ」。
子どもがわたしの分まで食べちゃった…



ビールはバドワイザーか韓国ビールか選べました。
あっという間に仁川へ到着。
田舎者のわたし達には、びっくりするほど仁川空港は広い！
だいぶ歩いて、やっとゲートへ。
すぐ機内への案内が始まりました。

バンクーバーまでは10時間程度。
ボーイング777でした。



スリッパや、水、毛布、枕などが置いてあって、長時間フライトなんだ～とここで実感。



前のシートの後ろにディスプレイがついていて、映画を見たり、ゲームをしたりできます。
先ほどの機体と比べると、足元が広くて超らくちん。

そして、夕食。
ビビンバ・ビーフシチュー、シーフードのやきそばからの選択でした。
わたしは、もちろんビビンバ。



実は行きも帰りもビビンバを食べましたが、名前は同じでも内容は全然違いました。
行きの便のビビンバは、お肉がけっこうごろごろしていて、混ぜる具に味がしっかりついてたせいか、コチュジャンのチューブはありませんでした。
それなりにおいしかった。
ちなみに焼きそばと、ビーフシチューはこんな感じ。




気圧の関係か、飛行機の上ではあまり味が感じられない分、しっかりした味がついたものがおいしく感じる気がする。
スープとか、本当に味がしなくて、びっくりしたくらいなので。

夕食後は暗くなり、少し寝ました。
エコノミーなので、あまりシートを倒せず、この体勢で寝るのは少しつらかった。

あっ、そういえば、エコノミーのナッツはこんな感じでした。



甘くておいしかった。


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（乗船前3）カナダ入国

前回の投稿からだいぶ時間があいちゃいましたが、いろいろ落ち着いたので、またブログを再開させてください。
その間…心の病気になるかと思った…
でも無事に復帰（と言ってもいいのかな？）できて、よかったです。

そういえば前回のブログで、大韓航空の夕食については書いたのに、朝食を書いていませんでした。

マフィンのセット、オムレツのセット、それとおかゆのセットがありました。
同行者は、オムレツセット




わたしと子どもは、マフィンのセットにしました。



でもあまり寝ていないので、食欲もないんですよね。
ほぼ残しちゃいました。



そして現地時間でお昼の12時半過ぎに、無事にバンクーバーに到着しました。

仁川空港で乗り継ぎの前にＸ線検査を受けましたが、ここではカナダの入国審査です。
入国目的　→　クルーズ
行き先はアラスカ？　→　違う。ロスアンジェルス。
日本へはカナダから帰るの？　→　違う。アメリカ－ジャパン。　（本当に「ノー、アメリカ、ジャパン」とだけ答えました）
って、これだけのやり取りでした。

あんまり複雑なこと聞かれても、どうせ答えられないんだけど…
でも、これで晴れてカナダに入国できました。

バンクーバーの空港から港まではタクシーを使います。
空港の外の柱には、市内各所までのタクシー代も書いてあって、明朗会計って感じです。

空港にプリンセスクルーズのシャトルバスの受付があったのですが、英語に自信がなくて行けませんでした。
値段くらいは聞きに行けばよかったかも。
普通に通路で客引きしてたので、予約オンリーというわけじゃなさそうでした。

なにがびっくりしたって、カナダのタクシーは、ほぼプリウスかプリウスαでした！
そして、メーターがない。
空港に書いてあった金額がそのまま請求額なのね。



もちろん、左ハンドル。



あとカナダの車は、ドアミラーの中にもう一つ丸い小さなミラーがついていました。遠くまで見えるのかな？
ちょっと運転してみたいかも。どんな風に見えるのか気になる…


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（乗船前4）日本はカナダの西だけど…

目的地に着くまでに、「どの船に乗るの？」とタクシーの運転手さんに聞かれました。
「クラウンプリンセス」と答えると、「今日はクルーズ船が3隻きてる」と話してくれました。

そして、クラウンプリンセスの荷物預かり所の目の前まで送ってくれました。
地下鉄にしなくてよかった！
タクシー代はチップ込みで40カナダドルでした。

すぐ荷物を預け、ターミナルへ入ります。
預ける際、バゲージタグが頼りなかったのか、「僕が留めとくよ」と係員のおじさんがホッチキスで補強してくれました。
（わたしはホッチキスで一か所だけ留めていた）
みなさん優しいです。（まあこれはタグが外れないための気配りでしょうが）

通路を進んでいくと、ナンバーカードを渡されました。



23グループ。
なんのためのナンバーカードなのかもわからないのですが、それを持ったまま通路を進みます。

そのまま乗船手続きの列へ並びました。
全然、手続きの流れはわからないけど、並ぶとこに船名が書いてあるので、迷うこともありませんでした。

順番が来て、パスポートと乗船チケットを見せ、クルーズカードをもらいます。
ここで「イースターは持っている？」
と聞かれ、イースターって何？と半ばパニックに。

東のこと？日本はカナダの西だけど？何を聞きたいんだろう？と悩んでいると…
「ESTA」のことでした。
わたしはいつも「イー・エス・ティー・エー」と読んでたので、ESTA＝イースターってこれっぽっちも頭に浮かばなかったのです。
アルファベットで言いなおしてくれたのでわかりました。
答えはもちろん「イエス」

さて乗船手続きのあとは、出国審査が待っていました。
先ほどのナンバーカードは、出国審査の順番のカードだったみたい。
番号を呼ばれたら、グループごとに出国審査の場所へ案内してもらえる仕組みらしい。



体育館みたいな広い場所で待ちます。
わたし達が座ったときは、10グループを呼んでたので、わたし達の到着は遅い方だったのかな。


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（乗船前5）もう少しで乗船です

カナダの出国審査は2段階でした。
顔写真と指紋を取るブースと、Ｘ線審査をするブース。

その度に並んで順番を待つのですが、長かった～。
途中でアラスカのパンフレットを配ってる人がいましたが、この船の目的地はアラスカではないのです。荷物になるから、わたし達も受け取りませんでした。
これが、今からアラスカへ行くのなら、絶対受け取るのに～。

やっと外へ出たときは、解放感でスキップしたいほどでした。
目の前には、ホランドアメリカの船が２隻。




今日、このカナダプレイスにいるのは、クラウンプリンセスとホランドアメリカの船が２隻の計３隻なのね。
クラウンプリンセス以外は、アラスカへ行くんだろうなあ。
寒がりを克服できたら、アラスカクルーズにも行ってみたい。

ここで気づいたのですが、わたし達が乗船するクラウンプリンセスの写真を撮っていません…
あー。ターミナルに入る前に写真を撮らなくちゃいけなかったのに、忘れてた…
下船の時に、撮れたら撮ろう！

さて、やっと乗船です！
（この時点で、家をでてから約18時間…でも今日はまだまだ終わらないのです）


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