(三日目8)善意の密出国者 Dorothy? [【ル・ソレアル】2016GW]

 タイトルで使用している「善意」は、心理学用語での「知らない」という意味で使っています。ちなみに対義語は「悪意」で、ちゃんとわかってやってることです。

DSC04220.jpg

 夕食後、同行者はラウンジにショーを見に行き、わたしは、キャビンでだらだらと持ってきたDVDを見ていました。
 キャビンの電話がなったため、出ると(当然ですが)英語で何か聞いています。

 英語が苦手なわたしに、電話での英会話とか絶対無理。何かの罰ゲームかと思うくらいなので、今から行くと伝えて、直接レセプションへ。
 内容をよくよく聞いてみると…

 一言でいうと、「プサンで出国審査を受けていないのではないか?」というものでした。
 「その質問を今ここで聞くの?」とびっくりしつつも、(だってもう船が出港して3時間以上経ってるんです)「受けた」と答えました。

 いやいや普通に順路に沿って歩いて、係員にパスポートを渡して機械で読み取られて、ル・ソレアルに戻ったんですよ。
 ただわたしの英語力では、受けたと思う理由、つまりちゃんとル・ソレアル用通路を普通に歩いてきたということが伝わらず、困っていたところに救世主が!

 日本人のツアー客を連れてきている(もちろん私たちはそのツアー客ではありません)ガイドさんが偶然通りかかったのです。
 わたしは彼女に事情を話し、彼女がクルーに伝えてくれました。
 そしたら、あっさりOK。
 わたしは、ほっとして、キャビンに戻ったのです。

DSCF0982.jpg

 その後、同行者とも「何だったんだろうね」と話し合い、でもなんのことかわからず、このことは忘れてしまっていました。
 これで終われば、ただの笑い話なんですが…

 1年後、2017GWにセレブリティミレニアムに乗船した際、パスポートのスタンプを眺めていてさぁーっと、顔から血の気がひきました。
 だって、2016GWのプサン出国のスタンプがどこを探してもないのです。

 後ろのほうの変な場所に押してあるかも?と探しても見つからず。
 出国スタンプを押してもらってないってこと。つまり出国手続きが終わらないまま、日本に戻ってきてしまってたみたい。

 うわー。あの時のル・ソレアルのクルーの人、ごめんなさい。
 わたしが間違っていたみたい。

 でもでも、この後長崎で入国審査受けた時も、2016年夏休みにコスタビクトリアで再び釜山行った時も、何の問題もなかったんです。
 出国スタンプが無いことに気づくまで、このことを思い出しもしなかったのに…
 うーん。きっと出国審査をちゃんと終了してることになってるんだと思う。

 それにしても、このことについては後悔しきりです。
 すぐパスポートをチェックして確認していたら、どうしてこんなことが起こったのか、顛末まで確認できたのに…
 なんて残念なことをしてしまったのか。わたしは。

 あ。最後まで書いても笑い話だった。

にほんブログ村 旅行ブログ 船旅へ
にほんブログ村
nice!(5)  コメント(1) 
共通テーマ:旅行

nice! 5

コメント 1

JanieDykes

局面ごとに80億もの手を探索するPonanzaは、将棋にはめっぽう強いが、その経験を生かして企業戦略を立てたり、サッカーの戦術を考えたりはできない。 <a href=https://jamedbook.com/13278-2/>https://jamedbook.com/13278-2/</a> 実際に内視鏡検査をおこなうと、細い血管から出血していることが肉眼で確認され、出血部位を内視鏡用の特殊な小型金属クリップではさんで止血したり、止血のための薬剤を注入・散布したりして出血をとめることができ、たいへん有効です。
by JanieDykes (2018-11-21 19:22) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。